タイトルガソリンの値上げはなぜ起こる?その原因とタイミングについて
ガソリンの値上げは
ガソリンスタンドの経営の問題と
国外の原油の採取を規制する動きが原因になります。
車移動が多いと、ガソリンの値上げは
家計にとって深刻な問題です。
実は、ガソリンは週末に入れると
価格が下がっている場合が多いことを
知っていますか?
この記事ではガソリンの値上げはなぜ起こるのか
その原因と値上げのタイミングについて
分かりやすくまとめました。
ガソリンが値上げされる原因とは
ガソリンはどうして値上げされるのでしょうか?
国内の問題と国外の問題があり
その原因は主に3つ考えられます。
ガソリンスタンドの経営難
国内での原因である1つ目は
地域の人口・利用者の減少による
ガソリンスタンドの経営難の問題です。
原油は2009年に大幅に価格が下がり、
その分利益も少なくなってしまいました。
その後は徐々に上がっていくものの
2011年の法改正で
長期間使用されたタンクの交換や修理が
義務付けられたため、大きな負担になっています。
利用者も減る中でも、なんとか利益を確保して
経営を維持していかなくてはいけません。
やむなく値上げをしなくては
いけない状況に陥ったのが、値上げの原因です。
国内のガソリンスタンドの数は
年々減り続けています。
現在全国には、約3万ヶ所のガソリンスタンドが
ありますが、その数はここ10年で
約1万ヶ所無くなっています。
「知らない間に、見慣れたガソリンスタンドが
無くなっていた」という経験はないですか?
この調子だと数は
どんどん減っていってしまうのでしょうね。
ハイブリッド車や電気自動車の存在
さらに追い打ちをかけるように
2つめの原因が
ハイブリッド車や電気自動車の登場です。
ガソリンを必要としない電気自動車や
燃費の良いハイブリッド車の普及率が右肩上がりで
伸びています。
たしかにこの2つの車は以前よりも
身近な存在になってきていますね。
この2つの車の登場により
少しずつですが、ガソリンの需要は減少しています。
このことで、ガソリンを入れに来る人は少なくなり、
ガソリンスタンドは大きな打撃を受けるでしょう。
サウジアラビアの原油採取の規制
国外の原因で3つ目は、原産国の生産規制です。
ガソリンの原料である原油の生産量が多い
サウジアラビアは今年に入って
原油の採取を規制する発表をしています。
そのため原油の供給量が少なくなり
希少価値が高くなるため、ガソリンの値段も
上がります。
また、周辺の国の紛争などの社会情勢も
影響しています。
このように様々な事情が絡んできて
ガソリンの価格に影響が出ているのです。
ガソリンが値上げされるタイミングはいつ?
ガソリンはできれば、値上げのタイミングを知って、
今後に備えたいですよね。
ガソリンの値段は月曜日に値上げする傾向があるようです。
その理由として、月曜日は比較的お客さんが少ないので
価格を変えやすいからです。
ガソリンスタンドは自分のところへお客さんが来るように
少しでも値段を下げて、呼び込もうとします。
そうすると他のガソリンスタンドも価格を下げます。
これを繰り返すと自分の店どころか
ガソリンの価値そのものも下げてしまいます。
そこで近くのガソリンスタンドどうしが話し合い
適正な価格に変更します。
土日は外出で遠出をする機会もあり
ガソリンを入れに来るお客さんが増えます。
集客を狙って、キャンペーンやガソリンの値下げを
行うことが多いので、
ガソリンを入れるなら土日が狙い目です。
まとめ
ガソリンの値上げは
ガソリンスタンドの経営の維持のためや
原油の採取を規制する動きが
大きな原因として挙げられます、
これからもガソリンの値段は
上がっていく可能性が
非常に高いと考えられます。
また値上げされるタイミングは
月曜日が多いため、値下げが予想される
週末にガソリンを入れることをおすすめします、